社団法人 東北建設協会
2009年
940円(税別)
穏やかで、てらいのない文体。鮮やかで引き込ませる構成。歴史に関心のない人たちをも必ず夢中にさせる一冊だ。そして、私は読み終えた時、東北人である喜びと誇りが、じんわりと広がってきた。脚本家 内館牧子 氏
豊かな水源を利用して、豊かな暮らしをつくりあげるために太古から人々がしぼり出してきた知恵。それを集結し、伊達政宗は東北の地に仙台という町をつくりあげた。はたして、その代名詞となっている「杜の都」の名があらわす町の原点の姿とは。土地にはそれぞれ特徴があるのだから「本来なら、場所が変われば風景もおのずと変わるはずなんです。風景にはかならず意味があるんです」という、現地で聞いた農民の言葉を手がかりに、建国の歴史をひも解いた。
東北地域づくり協会(旧 東北建設協会) 022-268-4192
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